みおパンのパン

門司港「天然酵母みおパン」のブログ。国産小麦と自家製酵母・ルヴァン種でつくるパンのお店です。

わかりやすいもの・わかりにくいものとパンの関係 ~関門PRムービー「COME ON!関門!」

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関門海峡PR動画「COME ON!関門!」


北九州市下関市が公開した、

関門海峡のPRムービー「COME ON!関門!」

 

 

www.youtube.com

 

 

youtubeでの再生回数が「2500万回ごえ」と

とんでもないことになっています。

とくに、

ベトナム

・インド

での再生回数が多いそうです。

(なんででしょうか?)

 

関門海峡エリアはきっと近いうちに

ベトナムやインドからの観光客のみなさんでいっぱいになり、

ベトナム料理やインド料理のお店が増えることでしょう。

 

 

 

 

異形のもの「関門怪獣カイセンドン」の恐怖

 

それはそれとして、

ムービーに登場する怪獣「カイセンドン」のもとの動きを

師匠(古武術の)が演じられました。


ムービーを見る前には、半獣半人みたいなのを想像していましたが、

あろうことか、「カイセンドン」のCG製作は

あの『シン・ゴジラ』のVFXを手がけた白組。

 

じっさいの動画を観たとき、怪獣のあまりのクオリティの高さに

「なんだこれは!!」とぶっびました。

というか、師匠のおもかげが、見る影もない!

 

プロの仕事たるや、おそるべし。

  

そこにあるのは、異形のもの、

おそろしい怪獣カイセンドンそのものだったのです。

 

こんなのが関門海峡から出てきたらもう、

えらいこっちゃの騒ぎどころではないです。

 

 

 

なんだこれは!?を一考すること

 

異形の怪獣カイセンドン、

姿を見ると「なんだこれは!?」の感想を禁じえません。

 

そして「なんだこれは!?」という部分を、

パンづくりにおいて、とても大事にしています。


そのひとつは、自家製酵母・ルヴァン種による発酵。

(=イーストや、市販酵母は使わない)

時間はかかりますが、これをやることで

複雑系の発酵」(by 発酵研究家 小倉ヒラクさん)となり、

一言では言いあらわせない、奥行きのある発酵になっていきます。

 


しかし世の中は、「なんだこれは!?」とはベクトルが逆の

「だれにでも分かりやすいものを」重視する風潮にあります。

率直にいえば、供給サイドが、どちらかといえば単純なものを良しとする傾向にある。

それが全部わるい、というわけではないのですが、

分かりやすさを第一に持ってきて、果たして本当によいのでしょうか?

”分かりにくいものを””分かりやすく”翻訳して伝える努力は

ある意味では必要かもしれませんが、

分かりにくいものは、そもそも本来が分かりにくいものなのです。

そこはもう、受け入れるしかないのです。

 

くしくも『シン・ゴジラ』の庵野秀明監督も

「わかりやすくしたら、そこで終わってしまう」

という旨のことを言われています。

 

 

一見わかりにくいもののなかにこそ、

なにか本当に大切なものが隠されているように感じています。

 

 

 

 

 

 

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